日差しは春なんですが、
結構寒い日が続いています。
でも、桜もちらほら咲き始め、
春の香りが充満してきている京都です。
京都 町家の宿/Guest House
3月1日より、聚光院の特別公開が始まりました。
今回は狩野永徳とその父、松栄の襖絵、
表千家7代如心斎が千利休150回忌に寄進したとされる茶室「閑隠席」(重文)、
千住博筆の『滝』の襖絵も公開。
わたしは前々から千住博さんの『滝』を
一度でいいから目の前で見てみたいと思っていたので、
この機会に飛び上がりました!
しかも紫月から徒歩3分ほどの場所でそれが叶うとは。
1回1グループとしてガイド付き、
予約制での拝観となっており、WEB上で予約が可能です。
予約なしでも人数に空きがあればその場で拝観可能です。
わたしは朝一番に行って、その場で1回目のグループに入れていただきました。
まずは利休作とされる「百積庭」を見ながらの聚光院の概略説明があり、
狩野永徳と松栄の襖絵。親子でも描き方に個性が出ますので、
その比較をするのがおもしろかったり、
細かい季節の描写に見入ったりと楽しませてもらいました。
その後、2つの茶室を見ることができます。
1つは表千家7代如心斎が千利休150回忌に寄進したとされる茶室「閑隠席」、
もう一つは「枡床席」。どちらも趣がそれぞれにあって、素敵でした。
特に「閑隠席」の狭さと天井の低さと、作りのシンプルさに見とれながら、
お茶をいただいている風景を想像したり。
その後、わたしの一番の目的の千住博さんの『滝』となります。
これはもう、部屋一面の鮮やかな青と白のコントラストに圧倒。
2部屋に区切られているのですが、1つの絵として楽しむこともできるようになっています。
なによりも、絵が襖絵だけでなく、床の壁まで描かれているのが斬新だと思いました。
夏場に干渉したら、涼しくて気持ちよいかもしれませんね。
1日ここで過ごしてみたい…と惜しみながらの拝観終了となりました。
聚光院特別拝観
2016年3月1日〜2017年3月26日
なお、以下のURLよりWEB上で拝観予約が可能です。
http://kyotoshunju.com/?temple=daitokuji-jukoin
ようやく、北野天満宮の梅を見に行ってきました。
現在5分咲きくらいでしょうか。
八重の梅が多く、白梅や黄梅はすでに終わってしまったかもしれませんが、
まだしばらくの間は楽しめそうな感じです。
北野天満宮
紫月からはバスで15分くらいです。