桜ガイド おまけ


紫月の近所の公園にようやく咲いた「御室桜」。
みごとな八重桜で、とっても鮮やかです。
近くに寄って見ると小さなダリアみたいです。

桜観賞スポットとしては穴場なのが堀川沿いに咲く桜。
四条から北に向かって、いろんな桜が観賞できます。
堀川沿いは夏には七夕企画など、いろんな催しがあって飽きないスポットです。

桜ガイド2

桜情報を提供していた雨宝院ですが、
桜が咲いたころ再度行ってきました。

なんと、前回行った時はひっそりとしていたのに
やはり桜で有名なだけあります、
すごい人だかりとなっていました。

うわさの緑の桜「御衣黄」は、さわやかなグリーンで、
妙に気品がただよっていました。
その他いろんな桜が咲き誇っているので目移りするのですが、
お気に入りは艶やかなしだれ桜でした。

雨宝院の良さは、小さな敷地内に見るものが満載で
そこにいるだけで楽しくなる空気感でしょうか。

4月8日に満開だった、妙蓮寺の「御会式櫻」の写真もこちらにアップします。

桜ガイド

お釈迦さんの誕生日

近所の公園に桜が満開だったので、写真を撮りに行きました。
ひとしきり撮影したので、ゆっくり桜を眺めて楽しんでたら、
小さなおばあさんが歩いて来て…
わたしに向かって桜の解説を始めました。
今咲いているのはいわゆる”染井吉野”。
で、その横にある少し小ぶりの桜の木は”御室桜”だそうで。
御室桜は遅咲きなので、まだ咲いていないとのこと。
一般に、背丈は小さめだけど美しいということで有名らしいです。

そうこうしているうちに…別に来たおじいさんも加わってきました。
話しのなりゆきで、そのおじいさんに近所のおすすめ桜スポットを案内してもらうことに。

●桜スポット1「雨宝院」
紫月から歩いて10分くらいのところにある「雨宝院」です。
こんなところにこんな場所が?と思うほどに
気付かない場所にあって、とても存在感のあるお寺です。
この日はお釈迦様の誕生を祝う日だとかで、
周囲を沢山の花々で飾ったお釈迦さんの像に甘茶をそそぐ行事をされていました。
あまりにもきれいでかわいいお釈迦さんの像にうっとりしてしまいました。
実はこのお寺は桜の名所だそうで、
「歓喜桜」や緑の桜「御衣黄(ぎょいこう)」が咲くことで有名だそうです。
桜の時期まであともう少し…どんな桜が咲くが乞うご期待!

桜スポット2「妙蓮寺」
こちらも紫月から歩いて10分くらいのところにある「妙蓮寺」。
こちらは門からして立派な大きなお寺です。
「十六羅漢の石庭」と呼ばれる観賞式石庭、
現代絵画家幸野楳渓筆の「四季の襖絵」など
観賞ポイントも多いのですが、
四季折々のお花を観賞できるお庭も人気のようで、
こちらには「御会式桜(おえしきざくら)」という有名な桜があります。
「御会式桜」とは、日蓮聖人が入滅した10月13日前後から咲き始め、
お釈迦様が誕生した4月8日頃に満開になるという不思議な桜です。
ちょうどこの日はそのお釈迦様が誕生日で、満開となっていました。

ご近所のおじいちゃん、ありがとうございました。
また会ったら今度は別の名所案内お願いしよう〜。